経産婦なのに陣痛・出産が怖い!ソフロロジー呼吸法を取り入れるメリットとは?
こんにちは、しろくまっこです。
予定日が日に日に近付き、
今日近所に買い物に出掛けると、
なにやらヘソの周辺の張り&腹痛が・・・
1時間程度の買い物の中で3~4回、その場で固まるほどの痛みだったので、
「もしかして陣痛??!」と慌てて陣痛アプリを準備しました。
結果、便秘によるお腹の痛みだったようです^^;
(夫君には、「まっこの【調子悪い】は99%う〇こだよな~」と毎度言われます。
その通り、私の健康は便によって左右されています。それくらい、便通というのは大事です)
のっけから汚い話ですいません・・・
ここ数日は、息子を寝かしつけた後に、
猛烈に陣痛の痛みの恐怖、
「お産で私に何かあったとき、息子をどうしよう…」など
ナーバスな気持ちに突如襲われます。
2人目なのに…いや、2人目だからこそ、あの痛みを知っている分の恐怖もあると思うんです。
実は出産の不安・恐怖を感じるのは初産婦よりも経産婦?!
初産の場合は、妊娠~出産まで、何事にも「未知との遭遇」。
見えないものに対する恐怖や不安が立ちはだかります。
対して、経産婦の場合は、
「あの痛み」
と、年月が経っていないほどに記憶がブラッシュアップされるため、
具体的な恐怖として予定日が近くなるにつれ忍び寄ります。
もちろん、一人目よりも二人目の方が楽になる、とか、その逆も然りですが。
私の周辺は、
「一人目よりも、二人目の方が、時間は短かったけど辛かった」
「後陣痛が陣痛よりも痛かった」
という人がなぜか多く、ポジティブな意見を聞けていません・・・
私の場合、一人目の出産の時は
「陣痛時間が長すぎて体力がもたなかった」
「産後の体力回復に時間がかかった」
というのが、強烈に残った記憶です。
(もちろん、陣痛の痛みも鮮明に覚えています。しかし、あれが1/3程度の時間で終わるなら、、という淡い期待も持っています。)
そして、経産婦に立ちはだかるもう一つの「壁」はズバリ!
上の子問題
「陣痛が起きたとき、上の子と二人きりだったら・・・」
「陣痛がいきなり強まったら、上の子の食事、着替えまで手が回るのか…」
など、1人目出産の時にはなかった課題が次々現れ、一つひとつシミュレーションしておかなければなりません。
はぁ・・本当に、3人、4人とお子さんを持つママさんには頭が下がります。
実際、今の心の拠り所は、2人目出産のエピソードが書かれたブログを読んだり、
「一人目より、二人目の方が、安産!」という知恵袋を読んだり・・
そんな中、気になるワードを見つけました。
陣痛を単なる「痛み」ではなく、「嬉しいもの」として受け入れるソフロロジー
ソフロロジー式分娩法とは、イメージトレーニングによって心身をリラックスさせて「出産の恐怖や痛み」を軽減させる方法です。麻酔などの人工的な手段は用いず、妊婦さんの意識を変えることで出産を楽にします。
そもそも「ソフロロジー(Sophrology)」は、スペインの精神科医が提唱した「身体的・精神的安定と調和をいかにして得るか」を研究する学問のことで、その考え方を出産に応用したのがソフロロジー式分娩です。
分娩法として一般的な「ラマーズ法」に次ぐ新しい方法として、フランスやドイツなど、ヨーロッパ圏を中心に少しずつ広まってきています。
ソフロロジー式分娩法には、ヨガや瞑想などの考え方が取り入れられており、陣痛などの痛みを「怖いもの」と考えるのではなく、「赤ちゃんに会えるうれしいもの」と前向きに捉えることで、リラックスして出産することを目指します。
ナーバスになった私が、深夜2時にたどり着いたサイト様から引用。
なるほど、陣痛=単なる痛みではなく、
愛しい我が子に会えるまでのうれしい痛み、と捉える考え方のようです。
私も、一人目出産のときにはMIMMIさんの本を何度も読み、
陣痛がもうすぐ来る恐怖を、
「赤ちゃんにもうすぐ会える」という気持ち、
「きちんと呼吸をして、赤ちゃんに酸素を届けないと」
と、一人暗い産道を突き進む我が子に気持ちを向ける意識に変え、お産に臨んだのでした。
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実際にMIMMIさんの出産方法は、
赤ちゃんの気持ちに寄り添い陣痛の波に付き合うことで痛みをほとんど感じずに出産することのできる奇跡の出産方法
と称され、多くのママさんの力になっています。
すごく、ソフロロジーの考え方にも近いですね。
さてさて、具体的に、ソフロロジー式分娩法について調べてみました。
ソフロロジー式分娩法を取り入れるメリット
・リラックスでき、陣痛や出産への不安が減る
⇒陣痛中だけでなく、ナーバスになってしまう出産予定日前後の精神安定にも良いようです
・赤ちゃんとの絆を感じられる
⇒自分一人で戦うのではなく、赤ちゃんも一緒に頑張っている、と、母子一体の最後の瞬間を大事に
・痛みがやわらぎ、お産が楽になる
⇒集中の先を「痛み」でなく、「我が子のイメージ」に向ける事で、痛みを分散させる
・うまく力を抜くと、会陰が裂けにくくなる
⇒子宮口が全開になる前にいきんでしまうと、会陰が裂け易いのだとか。うまく痛みを逃すことで母体も傷つかない
・体力の消耗が少なく、産後の回復が早まる
⇒これは二人目出産のママにとってありがたい。退院後は、赤子のお世話+上の子のお世話で一人目育児よりも大変に。
ソフロロジー呼吸法の実践の仕方
一般出来な分娩方法であるラマーズ法では「ヒッヒッフー」という呼吸。
かなり呼吸も浅くなり、結果、イキミにつながってしまいます。
対してソフロロジー呼吸法の場合、陣痛がきても赤ちゃんに酸素を送ることを意識して、ろうそくの火を消すイメージで長く、リラックスして呼吸し続けるのが特徴です。
ソフロロジー式分娩法の最終関門?!あぐらが基本姿勢!
この時、姿勢はあぐらをかき、手は赤ちゃんを支えるように下腹部に当ててリラックスした状態で呼吸するそう。
・・・え!あぐら?!!!
経産婦の方ならお分かりでしょうが、陣痛の只中、お尻の穴にテニスボールを夫君に押さえてもらわないと何かがでてきてしまう(気がする)中、
あぐらというのは陣痛中、もっとも出来ない姿勢ランキング1位ではないでしょうか・・・!?
いや、弱いうちからその姿勢でソフロロジー呼吸法を取り入れていれば、そもそもテニスボールでお尻を押さえてくれ!という衝動に駆られないのかもしれません・・・
ちょっと、この時点でくじけてしまいそうです・・・
こちらのサイトで、具体的な出産方法まで紹介されていますので、
あぐら上等!!!の方がいればぜひご覧ください。
やはり最後は、愛しい我が子に会えるその瞬間のために・・・
はい、「あぐら」の3文字で戦意喪失してしまった私です。
しかし、ソフロロジーの考え方はすごく共感できるため、
一人目出産のときよりもより呼吸を意識して、陣痛に臨みたいと思います!!
自分のため、夫くんのため、そして息子のため、
10か月、お腹の中ですくすくと育ってくれた我が子に会える瞬間のため。
陣痛が進まなければ、その最高の瞬間は訪れないのだ!
と自分に言い聞かせ。
つかの間の長男との二人っきりのラブラブ時間を堪能しながら、
母は強い心を持ってその時を待ちたいと思います。
また、出産レポはホカホカのうちにしたいと思います!!