【赤ちゃんの誤飲】観葉植物を食べた!応急措置は?毒性のある植物も。
こんにちは、しろくまっこです。
今日、7か月の娘にヒヤッとする出来事がありました。
それは家庭内での誤飲。
3歳になる息子のおもちゃ等、一人目の時以上に口に入るものが近くにないか気を付けていたつもりですが、危険は家の中の思いもよらない場所に…
同じく小さいお子さんのいる方への情報共有と自分の戒めのために、記録しておきます。
誤飲してしまったらまず中毒110番に相談
もしかしたらこの記事を見てくれている方の中には、今まさに、お子さんが誤飲をしてしまって対処を調べている方もいるかもしれません。
救急車をすぐに呼ばなければいけない誤飲物として、防虫剤や除草剤、タバコなどがありますが、そういった危険性が極めて高いものではない場合、病院に今すぐ連れて行くのはちょっと…と二の足を踏むこともあるかと思います。
時間帯が夜であればなおの事。
そんなときは、上部リンクの「こどもの救急」のページ内に中毒110番という情報提供無料の一般市民専用ダイヤルがありますのでまずは相談してみましょう。
ページ内から抜粋すると、
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▶大阪中毒110番 (365日、24時間対応)
072-727-2499
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▶つくば中毒110番 (365日、9時〜21時対応)
029-852-9999
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▶タバコ専用電話 (365日、24時間対応)
072-726-9922 ※テープによる一般市民向け情報提供
県外ナンバーで躊躇してしまいますが、県外の人でも利用できます。
私は最上部の大阪にまず電話をして、話し中だったので2番目のつくば中毒110番で対応してもらいました。
娘の誤飲はまさかの観葉植物の葉
窓際に置いたポトス。
まだハイハイすらもしていないので、まったくのノーマークでした。
事の発端は夕飯の準備中。
この時間になると決まってグズグズを始める娘。
今日は特に激しく泣いていたのでしかたなく抱っこひもを使う事に。
包丁などに手を伸ばすといけないので慣れないおんぶの姿勢で使っていました。
おんぶをされると娘も嬉しそう。
大人しくおんぶをされていたので安心していたその時、
キッチン横の出窓に置いていたポトスの鉢がいきなり落ちてきました。
どうやら娘が身を乗り出し、ポトスの茎を引っ張った様子。
土が散らばったので、急いで玄関からミニほうきとチリトリを持ってきて掃除。
すると、耳元で「ポリポリポリ…」と小気味良い音が!!
娘は上下の歯が生えてきたころから面白がって歯ぎしりをたまにするのでその音かと思ってふと後ろを振り返ると…
ニコニコとポトスの歯を頬張る娘!!!
慌てて抱っこひもを外し娘の口に指を突っ込みました。
幸い、下の上に葉っぱがのっていたのでそれを掻き出し一安心。
娘はキャッキャッと笑っています。
「おんぶしながら葉っぱ食べるなんて、コアラか!!」と軽い突っ込みを入れ、
葉っぱということもありあまり深く考えず、また台所に戻りました。
今日の献立はシチュー。
ボーっと鍋をかき回していると、ふと
「観葉植物って毒のあるものもあるのかな…?」
と不安に襲われました。
いてもたってもいられなくなり、鍋の火を止め、スマホで検索。
ポトスなどのサトイモ科の植物には毒性がある
犬や猫が誤飲してしまった場合、皮膚炎を引き起こし衰弱してしまうこともあるそう。
他にも、シクラメンやチューリップ、ポインセチアなどの身近な植物の葉にも毒性があることをこの時初めて知りました。
不安になり、娘の様子をもう一度注意深くみてみる。
いつもと変わった様子はない。
むしろ、機嫌は良い。
「でも、万が一、このあと容態が急変したら…」と一気に不安になり、先ほどの中毒110番に電話しました。
人生2回目の救急ダイヤル
1回目は2年前、息子がつかまり立ちを始めた頃。
お風呂上りに後ろに倒れ、机の角に頭を打ち少量の流血。
すぐに泣いたものの、応急措置の方法などを相談するために♯8000に電話し、次の日念の為病院へ連れていきました。
そして、2年後の今日、2回目。
母親の私が少し注意すればこんなことにならなかったのに…
と情けない気持ちと不安な気持ちでいっぱいになりながら応答を待ちます。
出たのは若い女性。
娘の月齢、
フルネーム、
都道府県を聞かれ、
何を、どの程度誤飲したのか冷静に聞かれました。
娘は葉っぱを飲み込んだのかどうかは定かではありませんでしたが、手に持っていた葉っぱと口の中から取り出した破片を組み合わせると2mm×2㎝くらい足りなかったので(はじめからなかったかもしれませんが)、そう伝えました。
「わかりました。ただいま調べますので少々お待ちください。」
保留音が流れます。
その間も娘は笑って遊んでいました。
「お待たせいたしました。
ポトスの葉にはシュウ酸カルシウムが含まれているのですぐに口内が荒れたり、腫れたりすることがあります。
パイナップルを食べすぎると口の中がイガイガしたりするんですが、似たような感じです。今は口に入れてからどのくらい経っていますか?」
「ええと…15分は経っています」
「そうですか、口は拭きましたか?荒れた様子はありますか?」
「口の周りは拭きましたが口内はゆすいでないです。今の所、荒れていません。」
「誤飲の量も少量なので問題はないかと思いますが…万が一胃の中に入ったとしても後遺症が残る毒性でもないので。念の為、水や牛乳、できれば冷たいものを飲ませて粘膜を洗い流してください」
「それと、これはみなさんに聞いているのですが、誤飲をした時の状況を教えてください。場所は、どこに置いていたんですか?」
あぁ…これは子育て支援センターで配られる「注意!家庭内誤飲」みたいな冊子によく載っている統計調査のため??
娘も1母数に入ってしまった…
なんていらぬ想いを巡らせながら、状況を正直に話し、御礼を伝え電話を切りました。
すぐにコップで水を飲ませ、口内をもう一度注意深く見てみましたが荒れている様子はなく、その後離乳食も完食。
おっぱいもたらふく飲んで今は気持ちよさそうに眠っています。
行動範囲がますます広がる今後、さらに注意を
ずりバイやハイハイを始めた赤ちゃんは、本当に思いもよらない場所まで行っていたりします。
ましてや、今回は私がおんぶしている状況だったので「まさかそこまで手が伸びるとは」という思いでした。
でも、その「まさか」はちょっとの油断で起こり得るんですよね。
本当に、大事に至らず、良かった…
今回のことを肝に銘じ、二度と子供に危ない思いをさせないためにも「大丈夫」、「これくらいなら」と高をくくらず気を引き締めようと思った出来事でした。