ワーママ しろくまっこ の日常

日常の些細なコトが気になる一男一女のアラサーワーママ。

敏感すぎる者同士は惹かれ合う?夫婦そろってHSC→HSPでした

こんにちは、しろくまっこです。

 

先日、息子の性格とHSCの特性について触れました。

色々調べていくと、HSCについて認知を広げようと精力的に動いている方が多くいると知りました。

 

camp-fire.jp

 

私はまだまだ知識も浅く、こんな風にブログに書くことくらいしかできないですが…

 

私と同じように敏感すぎる赤ちゃんやお子さんを持ち、悩んでいる方へ気付きを与えられれば。

そんな想いでこれからもHSCについてこのブログでも触れていきたいと思います。

 

HSCの関連本を購入

 

・息子の特性について

・HSCの特性をもつ子の子育てについて

夫君にも理解してほしかったので漫画でサクッと読めそうなこちらにしました。

HSCの特徴、子育てをする時のポイント、先生方への指導アドバイスなどがわかりやすく文章とイラストでまとめられています。

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枠にはまった子育てや、子育て論を実践する事を毛嫌いする夫君。

 

この本なら、漫画感覚でサラッと読んでくれそうだな、と思い、リビングのソファに置いたまま就寝しました。

すると、意外な発見が。

 

 夫の反応は?

 

思惑通り、超早起きな夫君は朝方読了したようで、まだ眠る私に一言。

 

「俺、HSCだったわ!」

 

え?息子のために買った本なんですけど…(眠)

 

聞くと、夫君も幼少期敏感すぎる性格で生きづらさを感じていたのだとか。

小学生になると、

「ひょうきんでいた方が周りも笑ってくれるし、人生楽だ」

と悟った少年夫君。

生まれつき喘息もちで身体が弱かったそうですが、父親に勧められて習った空手で心身ともに鍛えられていったんだとか。

 

たしかに、義母や義父はことあるごとに

「ちっちゃい頃はそりゃ〜大変だった!」

と口を揃えて言っています。 

 

「気難しくてね〜保育園も毎日泣いて泣いて、行きたくなくて幼稚園に入れ直したのよ」

と義母。

夫君もその保育園のことがトラウマになっているそう。

 

32歳になった夫君は人見知りこそありますが、

(お隣に回覧板を回すことすら嫌がる)

(店員さんに空気を読みすぎてなかなか話かけられない)

 

常に情緒が安定していて周りにも決して敵を作らない、世渡り上手。

 

HSCだった、と言われるといまいちピンときません。

 

HSCが大人になった状態=HSP

HSCHighly Sensitive Child)が大人になると、HSP(Highly Sensitive Person)となります。

でも、成長の過程やさまざまな経験からその敏感さ、繊細さは影に隠れ、気付かずに過ごしているという人も少なくありません。

 

かくいう私もHSCでした。

 

小学校中学年くらいまでは超がつくほど人見知り。

特に子供と大人が一緒にいる場(町内会とか)が苦手で、母親の後ろにいつも隠れている子供でした。

物心ついたときには、「死んだあとの世界」を想像し、夜眠れなくなることも少なくなかった。

小学校3年生の時の担任の影響や陸上や水泳に打ち込んだこともあり、その後社交的で活発にはなったものの周りの空気を読みすぎる性格から人間関係で悩み、中学生の時には不登校気味になったことも。

 

そんな私にとって大きな存在だったのは、急かすことなくのんびりと育ててくれた母。

 

この辺の話は長くなりますが、自分の今後の子育てにも通じる部分があると思うのでいつかお話できればと思います。

 

HSP同士は惹かれ合う?

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お互いのHSCエピソードを話していると、

「だから俺はまっこに惹かれたんだな〜」

と夫君。

確かに、昔、好きになった所を聞くと

・人の気持ちを思いやる所

・絶対に人が不快に思うことをしない所

・常識的な所

至極人として真っ当な所だけですが(笑)そう答えてくれました。

 

私も、

・お年寄りに優しい

・店員さんに対しても偉そうにしない

・どんなことがあっても声を荒げない

そんな人として当たり前の所を好きになれたのも敏感に人の気持ちを察知する力があったからかもしれません。

 

学生時代は先生との関わりも重要

 

今回、購入した子育てハッピーアドバイスには、学校の先生に向けて書かれたページがあります。

 

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特別扱いではないけど、他の子とは少し違ったアプローチも時に必要となるHSC。

保育園や幼稚園、小学校の先生には、

「うちの子はこんな性格もあるので少し心配で…最近読んだ本がすごく参考になったんです!」

と、さりげなくそのページをコピーしたものを渡すと良いかもしれません。

 

 起きている時間の半分以上の時間を過ごす場所。

学校がHSCの子供たちも安心して通える場になってほしいです。

 

そしてもしも多感な時期、子どもが学校での居場所を見失ってしまったときには、

「あなたの居場所はこの学校だけじゃない!」と他の選択肢や居場所に導いてあげてほしいです。

どうしても、思春期の子供たちは「学校こそが、学校の友達こそが全て」になってしまいがちですよね。

長い人生の中で、ほんの数年を過ごす学校生活。

 

楽しく過ごせるにこしたことはないけれど、狭くなってしまっている子供の視野をほんの少し、広げてあげるだけでも楽になれると思います。

 

 HSCは長い目で見れば心配のない子

 

そんな一説が今回読んだ本の中にありました。

 

それでも、やっぱり「今」。他の子とは違う育てづらさを感じ悩んでいる人は多くいると思います。

 

決して病気でも、障害でもない一つの個性であるHSCの特性を持って生まれた子供たち。

ほんの少しだけ、周りの大人たちが気にかけてあげることで救われるお母さん、子供たちがいます。

HSCの敏感さは、人一倍物事を吸収し、周りを思いやれる優しさに変わっていくもの。

 

HSCの概念を提唱したアーロン博士もこのように話します。

「HSCを育てることは大きな喜び」

 気難しい息子ですが、良いところは数えきれないほどあります。

そんな素敵な面に目を向ける。

子育てを長い目で見て、この子の可能性を大きく育ててあげられる母親でありたいです。

 

最後まで読んでいただきありがとうございました(^^)

 

 

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